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事例紹介:東かがわ市立大川中学校・大内小学校

新設された小学校・中学校(連携校)に6教室規模の平湯モデル図書館が開館しました。平湯先生のコメントと合わせて紹介していきます。

 小規模校はともかく、中規模校以上では、これだけはないと、これからの調べ学習の教育には耐えないことがわかっていただけるかと思います。
二つの調べ学習のエリアは、一応、小学生中心の方と中学生中心の方に分けてありますが、小、中どちらかでかちあうときには、小学校、中学校どちらで使うこともできます。
 資料も比較的やさしいものを小学校の方に、比較的むずかしいものを中学校の方に置いているということです。

入口

入口はシースルーにして楽しそうな館内が見えるように。左には大きな掲示板と展示台で子どもたちを呼び迎え、図書館に誘い込まれるように演出しました。


入ったところ

新着本・雑誌・新聞・展示コーナーなどを入ったところに。観葉植物付きのベンチも人気のスポットになります。


楽しみ読みのエリア

絵本・写真集・画集コーナー 湾曲した窓下書架にビジュアルな本を集めます。広げて見られるテーブルを側に置くと、美術全集なども利用されます。大型本をここに集めることで、他の書架の配架がしやすくなります。このコーナーの丸テーブルは、小学生と中学生の交流の場となることも期待しています。



調べ学習のエリア

小学生の調べ学習のコーナー 資料を周りに集めた調べ学習のコーナーを設けます。4人掛けでゆとりをもたせ、ノートパソコンも使用できます。


中学生の調べ学習のコーナー もう一つは、奥の静かなところに中学生用の調べ学習のコーナーを設けます。書架で囲んだ落ち着いた空間とし、調べものもスムーズにできます。


司書スペース

カウンターからの視界が良くなるようにレイアウトします。書架も低く抑えてあるので見通しがよく、サービスと管理が行きとどきます。





■東かがわ市立大川中学校・大内小学校
■生徒数  中学校 393名 小学校 480名
■クラス数 中学校12クラス 小学校18クラス
■学校図書館図書標準 文部科学省 中学校1万720冊 小学校1万360冊
■収容冊数 約3万3千冊

開館後の図書館の利用風景をレポートで紹介していきます。第1回目はこちら>

東かがわ市立大内小学校が情報誌のインタビュー記事で紹介されました。>


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