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秋の図書館 〈後編〉 ~ノートルダム清心 中・高等学校
読書の秋、生徒たちの読書意欲を喚起すべく、図書館内には様々な特別スペースが展開されています。前編の「SDGs」「図書オリンピック」「広島県立図書館の100冊」のコーナー紹介に続いて後編です。
図書館中央、カウンター前の目立つ位置には、「科学道100冊」の本棚が出現。「科学道100冊」は、国内唯一の自然科学の総合研究所である「理化学研究所」と、本の可能性を追究する「編集工学研究所」が協力して進めるプロジェクトです。プロジェクトに参加すると、本棚作りのセットと厳選された100冊の本を紹介するブックレットがプレゼントされます。早速本棚作りをすると、今まであまり貸し出されることのなかった本たちが次々と借りられていく事態に。本棚作りの大切さを改めて痛感しました。
讀賣新聞社さんより寄贈いただいた新聞閲覧台には、学校長が毎朝コメントを記入した「今日の一押し記事」のふせんが貼ってあります。この新聞閲覧台は、裏面にも新聞を掲示できるようになっています。立ったまま新聞を読むことができるので、移動していた生徒がふと立ち止まって新聞をめくる場面もよく見かけます。
おまけとして、図書館の愛すべきマスコットたちを紹介します。まずは公認ゆるキャラクター、にのみやちゃん。図書館で暮らしている女の子で、名前の由来は二宮金次郎です。
図書オリンピックの広告係は、2匹の姉弟犬。マシュマロちゃん(白)とキャラメルちゃん(茶)です。生徒たちが抱っこしたり頭を撫でたりと、かわいがっています。
カウンターの上に置いてあるのは、広島の名産「牡蠣」です。残念ながら本物ではなく、布でできた「牡蠣お手玉」。こちらも生徒たちがつついたりお手玉したりと、大人気です。
図書館は個人で楽しむ本を借りるだけの場所ではありません。これからも図書館の可能性を追求していきたいと思います。
※この記事はノートルダム清心中・高等学校の図書館から届けられた写真と原稿を、〈前編〉と〈後編〉に分けてご紹介しています。