トピックス

事例紹介:牛久市立牛久南中学校


 多くの公共施設が築後50年を経過する中、牛久市は学校を含む公共施設等総合管理計画を策定し、今後40年の長期計画で整備を進めています。
 牛久南中学校もその中で、老朽化対策と環境改善を目的として図書館を含む特別教室棟が改修されました。
 新しくなった図書館には、市内の他の小学校で採用実績があった平湯モデルが採用され、明るく居心地がいい空間へと生まれ変わりました。生徒たちは、ビブリオバトル(知的書評合戦)や貸し出し・来館ポイントを集めるイベント等、積極的に図書館の利用と読書活動を推進しています。



 授業でも図書館は活用されており、写真は絵皿の下絵を制作するために図書を参考にしている美術の授業風景。


 入った正面の大きな展示台には新着本が並べられ、また入口の脇には先生のおすすめする本が展示されている。


 湾曲大型本架の前には画集や絵本などの大型本を閲覧できるようにイスとテーブルが設置されている。


[左] 改修後の入口はガラス面を広く取り、廊下から中の様子を窺うことができる。 [右] 改修前の入口


牛久市立牛久南中学校
所在地:茨城県
施主:牛久市
設計:株式会社青山建築設計事務所



「SCENE 97」2019年4月発刊より



関連するエントリー

最新のエントリー

エントリー一覧へ >