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誕生45周年記念「ねずみくんのチョッキ展」 Part 2
『ねずみくんのチョッキ』の作者・なかえよしをさんと上野紀子さんのお二人は、日本ではなくてアメリカでデビューをされました。
二人で直接ニューヨークの編集者に売り込みに行ったエピソードなどと共に、そのデビュー作「ELEPHANT BUTTONS」の原画も展示されています。
ねずみくんの絵本シリーズの他にも上野さんの油絵作品も展示されています。
「扉の国のチコ」シリーズの暗い幻想的なイメージは、ねずみくんとは違った一面を見せてくれます。
最後のコーナーでは、なかえさんのインタビュー映像と共に、上野さんの作業机が再現展示されています。
机の上には様々な硬さの鉛筆が用意されています。やわらかい雰囲気の絵から、やわらかめの鉛筆が多いかと思いきや、結構硬めの鉛筆が多くあります。改めて原画をよく見てみると、薄めの細い線で優しいグラデーションを描いているようです。これはなかなか印刷では分からないところ。原画展ならではの楽しみです。
小学2年生以下の小さなお子さんの来場者には、ねずみくんの耳とチョッキがプレゼントされていました。
グッズ売り場では絵本はもちろん、Tシャツやぬいぐるみなど様々なねずみくんのグッズが用意されていました。そこで売られていた図録も赤いチョッキを着ています。
・ねずみくんのチョッキ展 愛知会場
文化フォーラム春日井・ギャラリー(愛知県春日井市鳥居松町5-44)
主催:かすがい市民文化財団 0568-85-6868
企画:ねずみくんのチョッキ展実行委員会
特別協力:ポプラ社