平湯文夫の研究所だより No.065
奈良の県紙<Weakly Naranichi>が元旦号で学図振興のキャンペーンを始めました。
先々号でもふれましたが、近年瀟洒な週刊に生まれ変わった『奈良日日新聞』が創刊115周年記念として学校図書館木質化キャンペーンにとりくみ、元旦号全20頁の内6頁をつかって、学校図書館の振興をしっかり訴えました。森林県奈良の木材活用と学校図書館振興を抱き合わせたところがみごとで、県紙あげての学校図書館振興へのとりくみは全国に例がないはずです。
一面で、近年の国をあげての、子どもの読書と学校図書館振興のとりくみからときおこし、社長自ら聞き役で、県教育長の話を1頁にわたってのせているのをはじめ、全6頁にわたってみごと充実した内容です。教育長をはじめ、てい談の副知事、県学校図書館協議会長、県木材協同組合連合会長ら諸氏の学校図書館についての発言にも見識が感じとられ、社としてのとりくみの本気度にも記者の力量にもキャンペーンの成果が期待されます。
3月には、さてどう進めていくかなど第2弾を準備中だそうです。