平湯文夫の研究所だより No.024
岩崎京子さんと昼食をしながら歓談を楽しむ会
「手づくり絵本展in ながさき」で来崎の岩崎京子さんとご同伴のわしおとしこさん、岡野恵子さんを囲むつどいをもちました。子どもの本と図書館の好きな人ばかり、向かいあって直々にお話ができるよう、小さなフレンチレストラン貸しきりいっぱい、申込み順12名かぎりのつどいにしました。
まず、研究所の子ども図書館に集まって、図書館をご覧いただいたあと、自己紹介につづいて色紙や新著を頂戴したり、思わぬ贈り物にみんな大喜び。
そして、すぐ近くのレストランに移ってお食事、歓談。夢のようなひとときでした。
朝から少し早めにホテルへお迎えに行ってくださった山口さん、田原さんが、如己堂なども案内してくださった心づかいも嬉しかったと、ご三方ともお礼状に書いてくださいました。
がんばってる学校図書館の見学と手づくり図書館改修の研修会
当研究所主催の1泊2日の研修会です。案内状の書き出しは
『こんなことを思いつきましたそもそもは、近年、本県内にも、すばらしい学校図書館が次々と現れていること、また、お金はなくても手づくりで図書館を生まれ変わらせておられるところまであることでした。そして、同封資料の新聞記事の校長先生をお訪ねすることで、いよいよ行動にうつしてみることにしました。予算がつくのを待ってはおれないし、手づくりで学校図書館がそんなに生きかえるのなら、まず、みんなで見せていただこうというわけです。長崎県の学校図書館の発展にきっと拍車をかけることでしょう。
やりたいことは、そのすばらしい学校図書館と改修や手づくり家具の実際を見学することと、江崎校長先生のお話をきくこと、そしてみんなで語り合って、親しくなることです。』
なにしろ、佐世保市に近い川棚中学から長崎市に近い明誠高校まで車をつらねて走っての見学、研修ですから、参加者は30名ぐらいまでにしたい。でも宿泊は20名ぐらいはほしい、というのが当初の見当でした。結果は、参加者総数50名、宿泊19名となりました。申込のおそかった方たちは、ご辞退いただかざるをえなかったのが残念でした。
参加者の感想をあげさせていただきます。
『この研修会のお誘いを受けたときに、すぐに絶対参加したいと思い、子どもを実家に預ける準備をし、主人に留守をお願いしました。バタバタと日々を過ごしている中で、この1泊2日は、図書館のことだけを考え、学び、本当に濃密な時間でした。何より熱い思いを持った先生方と知り合えて、まだ、新人の私は励みになりました。また、様々な学校を見学できたことで、ヒントもたくさんいただきました。早々取り入れて、研修会を生かしていきたいです。ありがとうございました。』