レポート -
京都聖母学院小学校 図書館:H27年2月の展示報告
2月の展示テーマは「昔話」
節分は2月早々に終わってしまうので展示を「節分」、「鬼」に限定してしまうと、時期はずれな展示になってしまうので2月の展示テーマは「昔話」にしました。最近はおじいさん、おばあさんとの同居家族が少なくなり、昔話をしてもらう事が少なくなった子ども達。
私が子どもの頃には夜寝る前におじいさん、おばあさんが「むか~し、むか~し、あるところに・・・」と何度も同じ昔話を聞かせてくれたり、「日本むかしばなし」のテレビ放送で(ぼうや~よいこだ、ねんねしな~の歌でおなじみのテレビ)そこそこの数の昔話は知っていましたが、今の子ども達はあまり昔話をしらないことに驚きと寂しさを感じます。
時代が変わり、昔話も季節感もあまり知らない、ある意味新鮮に感じる子ども達に 図書館が伝えていくのも仕事の一つかな?と思います。
展示台
図書委員に「昔話」のPOPをかいてもらいました。 POP制作にもなれてきた図書委員今回の目標は「10分で仕上げること!」。 「え~!」という声があがりましたが、おススメの本を選んで時間内に仕上げました。 飾りは、表は鬼のコラージュ、裏は鬼のお面です。(低学年がこわがるといけないので少しこわい顔の鬼は裏にしました) 今月の読書マラソンは「むかしばなし」絵本などは手軽によめるので低学年中心に読む児童が多かったです。
入口
梅に鶯。おめでたいように紅白の梅に紅梅には立体鶯! 梅の花枝を深緑にしリアル感をだしてみました。季節の花、花のつき方などに気づき、「図書館に飾りつけしてあった花だ!」とだれか登校途中の梅の花の匂いや集まってくる野鳥などに関心をもってくてるとうれしいです。
掲示板
鬼がでてくるお話の本の表紙を飾りました。